我が家が別荘となる

ほぼ4ケ月ぶりに我が家に帰る。

掃除をして水道が破裂していないか確認して、隣近所に挨拶をして。

本当に久しぶりだ、この間の大荒れの天気で屋根なんか崩れているかもしれない。

転勤族の為、我が家に住めないのは仕方がない、もちろん単身赴任も選べる。

けれど子供たちが独立した今、わざわざ別居を選ばなくてもと考えて一緒に来ているのだから、我が家が空き家になるのは仕方がないことだ。

我が家なのに誰も住まなくなるとまるで別荘の様なものになる。

数ケ月おきに帰り4、5日滞在する、その繰り返し。

特に今年は東北の冬が厳しくて(噂によると)誰もいない我が家には寒くて帰る気がしなかった。

ようやく春が来て帰るけれど、家は住む人がいて初めて意味があるんだなと思う。

人の住むのはhouseじゃなくてhomeなのだと。