夢の続き

昨日の夜寝たら、おとうさんが畳の上を弄って何か探している。

随分一生懸命探しているから声を掛けた。

「どうしたの?何探してるの?携帯?」

「隠さなくっちゃ!」

「何?何隠すの?」

「手繋いでるの隠さなくっちゃ!」

「はい?おとうさんどうした?別に手繋いでるの隠さなくってもいいよ、てか夜だし、誰も見てないし。」

と会話したところでおとうさんは目が覚めたらしい。

「寝てた!起こさないで。」

と言ってまた寝始めた。

何だよ寝言かよ、もー。と思った所で、下の子の事を思い出した。

 

下の子はおとうさん似、寝ている時びっくりするような事をする。

小さい頃は夜泣きはいつもだし、歩きまわるし。

小学生の時には夜11時半頃着替えてランドセルを背負って自分の部屋から出てきたり。この時は上の子と話をしていて下の子を見つけて二人で固まり、そのあとで大笑いした。

中学生になると昼寝をしていて壁をなぞっていたら急に起き上がって、「今、貝採れそうだった。」と言い出したり。

この時はすぐに話を聞いたら、水の中に潜って貝を探していたら砂の中に貝がいるのを見つけて砂を掘ろうしたんだ、と話してくれた。 

その話は夢の中なのか続きなのか…。

 

ところでおとうさんが手を繋いでいたのは誰だろう、隠さなきゃいけない人なんて!

起こしてしまったけれど、夢の続きは良い所まで行ったんだろうか。

まあ 綾瀬はるか とか言ったなら可愛いもんだけれど。