間違いインターフォン

今日はブログに何を書こうかなと考えていると、インターフォンが鳴った。

「はい。」と出ると外から

「ゴー君!」と子供の声で呼ばれた。

?、家にゴー君は居ない、別の家と間違えたんだなと思う。

小学低学年だろうか、仕方がないから

「ごめんね、おばちゃんの家にはゴー君はいないよ。」と答える。すると、

「アッ、間違えた。」と言ってガチャッと切られてしまった。

その子はきっとゴー君が出てくると思っていただろうからびっくりしたに違いない。

ちょっと可哀想な気もした。

せっかく遊びに来たのにマンションのオートロックのハードルが高かったのだ。

都会では大きなマンションや新しいマンションにオートロックが付いていることは多い。珍しくない。

だから子供でもちゃんと使える、でも1つでも番号を間違えたら別の部屋でベルが鳴ってしまう。

そのうえ知らない人が出るまで間違えた事に気が付かないのだ。

引っ越してきてオートロック付のマンションに住むのは初めてだったから、インターフォンの使い方を練習した、今は慣れたけど。

部屋番号を押すとき何か不安なのだ。知らない人が出てきたらどうしようみたいな。

そして開け方、これも開錠ボタンを押しているのに開いたか心配だった。

便利になって安全になって、そんな諸々の事は何より年寄向きなのに、機械を使いこなせない、やっぱり年寄だった。

 

あの子はもう、マスターしただろうな。