いくつになっても親は親

手に痛みがあるのは母には内緒だった。

話したところで治るわけでもなく心配をかけるだけ、大きな病気でもないし黙っていた。

ところが2、3日前に母から頼みごとの電話があった。

通院の予約があってそれを断った為に、手が痛くて通院しているのがばれてしまったのだ。

案の定それから毎日電話が来る。

1回病院に行ったぐらいでそんなに急に治るわけないのに電話が来るのだ。

母はメールが出来ない、こちらが電話に出るまでかけてくるのが困ったものなのだ。

心配してくれるのは有難いが、大丈夫だからと強く言ってしまった納得してくれただろうか。

今度はお見舞いと言って野菜なんかを送って来る事だろうな。

一体いつになったら親を卒業するんだろう?

どんなに歳を取っても親は親なのだ。

 

そんなことを書きながら、下の子に腰大丈夫とLINEをしているんだけれど。