おとうさんのお誕生日前後に子供たちからプレゼントが届く。
プレゼントが届くたびにおとうさんは子供たちに電話をする。
そして電話を切った後に必ず俺の子たちはホントに良い子だなーと子供自慢を始める。
いやいや、俺の子じゃなくて家の子だから、おとうさんは産んでないしと内心思う。
けれどそんなに大満足ならまあ良いかとダメ出しをしないであげてる。
届いたプレゼントはどちらも食べる物だったから、同僚を呼んできて一杯飲む予定。
会社の人たちにまで子供自慢をして迷惑だと思うけど、そんなことはお構いなしで喜んでいる親バカ丸出しのおとうさんだった。