うつくしまふくしま
今週のお題「僕の住む街・私の地元」
福島県のキャンペーンキャッチコピー「うつくしまふくしま」。
20年ぐらい前から使われているだろうか。
福島県は北海道、岩手県に次ぐ47都道府県中第3位の県土がある広い県だ。
県内は太平洋に面している浜通り、東北自動車道や新幹線の通っている中通り、新潟県に隣接している会津と大きく3地方に分かれている。
有名な観光地は新潟県、群馬県にまたがる尾瀬、去年のNHK大河ドラマ八重の桜のタイトルバックにもなっていた磐梯山そこから続く裏磐梯、いわきにあるスパリゾートハワイアンズなど。
豊かな自然と沢山の温泉、東京から割りと近い(新幹線で県のほぼ中央に位置する郡山市まで最速1時間17分)という地の利を生かした誘客などをしていた。
でもあの日福島県は汚れてしまった。
世界中の人が知っている。
そのことを考えると悲しくて悔しい。
もうすぐ3年が過ぎようとしているのに、原発事故は良い方に向かっているのか悪くなっているのか。
けれど福島を捨てられない。
福島市に我が家があるのに、今はおとうさんの仕事の都合で東京に住んでいる。
でも今度の転勤で出来る事なら我が家に帰りたい。帰れるように望んでいる。
もしかしたら 福島にこんなに里心を感じるのは、あんな事故があったからかもしれない。
大変な時だからこそ尚更福島に居たいのだ、福島に住んで何が出来るという訳では無いけれど。
それが、何があっても変わらない故郷というものなのかもしれない。