転校
今週のお題「お引っ越し」
おとうさんは転勤族、引っ越しが仕事だ。
結婚して31年、現在住んでいる東京は14ケ所目の引っ越し先だ。
随分と引っ越して歩いたものだ。
おとうさんは仕事だから引っ越すのは仕方ないけど、この引越しの大部分に子供たちを連れて歩いた。
子供たちは辛い思いもしたかもしれない。
大変でした。
上の子は小学校4校。
下の子は幼稚園2園、小学校3校、中学校2校。
転校させながら連れて歩いた。
新しい学校で方言がきつくてお友達が何を話しているか分からない事があったり、持ち物が揃えられなかったり、いじめられたり。
子供たちに我慢や頑張りをしいる転校だった。
親の勝手な思いからすればこの転校が子供たちを大きく育てたような気がする。
子供たちはこの経験を糧にしてくれたと思っているけれど、どうだろう。
でもこうして子供たちが大きくなり独立してしまうと、あの大変だった頃が家族一緒に居られた唯一の時間だったんだなとも思ったりする。
大変だからこそ、そこに知り合いも友人もいないからこそ家族の団結が強くなったかもしれないのだ。
引っ越し、大きく環境が変わる人生の転機。
この転機を是非プラスに使いたいものだ。