洗濯物を部屋にとりこむ

東京はお昼前から予報通り雨になり、そして寒い。

もちろん朝ベランダに干した洗濯物は乾かなかった。

明日もはっきりしない予報だった為、久しぶりに乾かない洗濯物の部屋干しを始める。

子供が小さかった頃は、今日の洗濯物をその日のうちに乾かさないと次の日とんでもない事になってしまうから、乾かない時はいつも部屋干しをしていた。

2人だけの生活になると洗濯物の量も減り天気の悪い時は洗濯をしなかったりして、邪魔な部屋干しは避けてきた。

久しぶりに部屋にぶら下がっている洗濯物を見ると、忙しくても大変でも、子供が小さくて走り回っていたあの頃が人生のピークだったのかなとちょっぴり感じてしまう、寒い冬の日の午後だった。