太い
引っ越したところの近所の探検におとうさんと出掛けた。
途中パンかお饅頭を買って食べながら知らない道を歩いている。
すると道の途中に公園か広場があった。
道路から広場の中を見ると草を刈ったところからワラビが出ているのが見える。
入って良いのかワラビを採って良いのか分からないのにワラビを採り始める。
ここにも!あそこにも!太いワラビが沢山生えている。
広場の中へとどんどん入っていってワラビを摘む、もう左手はワラビで一杯だ。
ふとその広場の縁を見ると土管のような配管のようなものが横たわっている。
何だろう?よく見ると柄がある…蛇模様?
大変、蛇だ!
頭としっぽはここからは見えないけれど胴体はとっても太い、白い蛇!
おとうさんは蛇が大っ嫌い、見つけたら困っちゃうよ!
と思ったらスマホのバイブが鳴った。
普段夢を見ても覚えていない、そのぐらい毎日爆睡している。
それが今日に限ってミョーにはっきりした夢を見てしまった。
きっとおとうさんが留守のせい。
帰ってきたらワラビを一杯採った事を教えてあげよう。
蛇のことは内緒で。