真央ちゃん!

ソチオリンピックフィギュアスケートの真央ちゃん。

昨日のショートプログラムは見ている方が苦しくなった。

小さい頃本当に楽しそうにスケートをしてクルクル回っていた少女はもういなかった。

辛そうで苦しそうで、あんなに上手だった少女の手足に重い鎖をつけたのは誰なんだろうか。

 

ショートプログラムを終わって明日のフリーは棄権したらいいのになと思っていた。

体調不良、みんなわかってくれるよ。

誰より本人が1番堪えているはず、それなのにもう1度このリンクに戻って演技をするなんて可哀想過ぎる。

休んでいいのだ、十分に頑張ったのだ。

その時はそう思っていた。

 

今日、フリーの演技。

素晴らしかった、唯々素晴らしいの一言だ。

 

大きな失敗をした次の日そのことを取り返すのは至難の業だ。

誰でもそこから逃げ出したくなる、泣きたくなる。

でも真央ちゃんは違った、素晴らしいい演技で失敗を乗り越えたのだ。

 

無心に滑る真央ちゃんを見ているととっても感動してくる。

もちろん他の競技でもそうだけれど、一生懸命に取り組む選手たちから沢山の感動を貰う。

 

メダルに届かなくても、入賞しなくても、その感動が翳むことは無い。